エクステリアをイメージする時に必要となってくるのは、それぞれのゾーン(空間)の役割です。
住宅内部でもキッチンやリビング、各部屋によって、役割が、別れているように外の空間も役割分担があります。主に玄関回りからアプローチまでのアプローチゾーンと車を主体に考えたガレージゾーン、大きい庭や小さい庭分割された庭も含むメインガーデンゾーン、道路に面している道路境界ゾーン、隣地に面している隣地境界ゾーン、そして洗濯物をほしたり奥様が外で行う家事をするサービスヤードゾーンとまだまだ区分けはできますが、このくらいが妥当なところでしょう。それでは、各ゾーンごとにどのような物が使われていたり、何に気をつけてプランすれば良いのかを紹介して行きます。アプローチゾーン(門回りから玄関までのアプローチの空間)このゾーンは、敷地への入口となる大切な空間です。
門柱を立てたり門扉をつけたり、表札や住居表示など様々な機能が集中する空間です。住まいの"顔"的存在であり住む人のセンスが伝わる部分です。住宅外観全体としてもバランスの基本となるために位置や向きなどは、気をつけて検討しなければなりません。日常生活の中でもっとも必要性が高く利用頻度の高いゾーンは、お客さまを迎える大切な空間であるのです。
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