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まずは下地から。小巾板を張ります。 |
次に、下葺き材を取り付けます。 万が一、瓦の隙間から雨が入り込んで来ても、アスファルト材でできたシートを敷きつめることで、建物を水から守ります。(影の実力者です) |
瓦桟木を一定間隔で取り付けます。 瓦桟木は、日田産の杉を使用したり、勾配が緩い屋根の時は、水抜き桟木を使用したりします。 |
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瓦葺きを開始します。 瓦を傷つけないよう注意しながら、一枚ずつ慎重に行います |
今回は三州いぶし瓦を使用しています。軒先は一文字瓦を使っているので、軒先部分が一文字にピシッと揃っているのが特徴です。 |
瓦を揃える為に、事前に削って下準備を行っていました。 |
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職人が手作業で行います。 |
右が元々の大きさ。左が削って小さくしたものです。 |
劣化しにくいステンレス製の釘やビスを使用し、瓦を桟木に固定します。 このことで長い間ずれにくい瓦を葺くことができます。 |
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壁際は板金を入れて壁際からの雨の侵入を防ぎます。 |
また、地域によっては雪止めの付いた瓦も使用します。 |
屋根全体を葺いたら、棟部分に取り掛かります。 |
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まずは、ガイドライン工法で推奨されている強力棟(パワーロック)と呼ばれる金具固定します。 |
棟芯木を強力棟に嵌めます。 |
土を置き、熨斗を積む土台を作ります。 |
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熨斗瓦を積みます。 その際、固定用に錆びにくいステンレス線を取り付けます。 |
この作業を繰り返し、のしを高く積んでいきます。 |
最上部には丸棟を取付け、棟芯木にしっかりとステンレスのビスを打ち込みます。このガイドライン工法により、震度7の巨大地震が来ても、崩れやすい棟も心配要りません。 |