施工前

施工前の状態です。雨漏れがするとの事で調査に伺いました。

見た目は異常が無いように見えますが、小さな無数の穴が空いていたので張替を行う事にしました。

施工中

先ずは瓦を撤去します。

銅板を剥がします。

やはり劣化が進行しており、穴が空いていました。

銅板剥がしの作業中です。

防水シートを剥がすと、下地の板は腐ってなく再利用できる状態でした。早期発見で良かった！

防水シートを張り直します。

今回はステンレス板金を使用する事にしました。メリットは、錆びに強く、耐候性があり、劣化しにくいのでメンテナンスフリーと呼ばれることもあります。耐用年数は50年とも言われています。

デメリットは、防音性や断熱性に劣り、表面が傷つきやすい(雹による被害など）

ステンレスビスで固定します。

施工後

ステンレス屋根は基本的にメンテナンスフリーだと言われます。しかし塗装された色合いは経年劣化により色褪せてきますが性能に致命的な問題はありません。外観が気になる場合は20年程度を目安に塗装工事を行うといいでしょう。

屋根は目が届きにくい場所なので、気付かないうちに思わぬ不具合が起きていることがあります。不具合が進行してしまうと大掛かりな修復工事が必要になりますので注意しましょう。

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