屋根と外壁、同じ塗料で塗装できる!?
- 塗装リフォーム
こんにちは(^^)
やっと春の訪れを少し感じられるようになりました(´▽`) …が、花粉の季節です。今年は例年に比べ冬時期の気温が高かったことで雄花が例年より多く咲いている為、飛散期間が長く量が多いそうです。どうしましょう…(・_・;)
今からこの先が不安なホリです(@_@)
さて今回は、屋根と外壁、同じ塗料で塗装できるのか?についてお伝えします。
結論・・・できません!
その根拠についてご説明していきます。
屋根塗料と外壁塗料の違い
一番の違いは、耐久性です。
そもそも、屋根用と外壁用の塗料では塗料の設計自体が違っています。必要とされる性能や条件も違うため、同じもので塗装はできません。外壁に比べ、屋根の方が環境条件が厳しく劣化するのか早い為、想定されるダメージが変わります。
もし、外壁塗料を屋根に使用した場合、塗料が平滑に仕上がらず膜厚を適切に確保することが出来ない上に、塗料の性能を発揮できず、塗りムラが目立ってしまいます。
塗料比較
【シリコン】
▼屋根 ▼外壁
防汚性と期待耐侯年数の違いがあります。
【フッ素】
▼屋根 ▼外壁
屋根も外壁も、一番良く出るランクのフッ素ですが、耐久性に差が出ています。
【無機】
▼屋根 ▼外壁
どちらも最上級塗料ですが、屋根と外壁で耐侯年数に差があります。
このように、屋根と外壁それぞれに特化した成分で作られているので、塗装後の効果や耐侯年数も変わってきます。
また、比較で分かるように屋根は外壁に比べて紫外線の影響が1.5倍~3倍と言われており、劣化のスピードが速い為、同じ系統の塗料でも耐侯年数が短いです。そのため、保証対象外になりやすいので注意が必要です。
どうしてもコストを抑えたい方や瓦屋根の方にはオススメですが、スレート屋根の場合はカバー工法をオススメします。
屋根の事、外壁の事もぜひ福喜へお任せください\(^o^)/